庭に咲いている小さな花「シラー」も綺麗で、「ちーたん、こんにちわ」とでも言っている風でした。
でも、やっぱりお外の方が良いらしく、出して出してと盛んにチッチチッチと鳴いています。

日曜日のお昼はとっても良い天気で、ちーたんは久しぶりに日向ぼっこをさせてもらいました。
外の景色に慣れていないせいか、最初は少し落ち着きが無かったけど・・・・。

　生まれて初めて水浴びをしました、パパが手を洗っているところに寄ってきて恐る恐る水の流れに近づいて、最初は手のひらに溜まった水たまりにチャポンと足だけ漬けて逃げていき、また直ぐに戻って今度はいきなりバチャバチャと始まりました。

　こんなに身体が濡れた事は始めてなので、後の乾かしが忙しい忙しい。
　暫くの時間を掛けて羽繕いをして、乾いた時はお尻の汚れや羽の汚れも取れてとっても綺麗になりました。
　これからは毎日の日課になりそうです。

お腹が空くと落ち着きがすっかり無くなり、ギャーギャーと赤ちゃんの様に騒ぎ始めます。
未だ一人では満足に食べる事が出来ないので、お姉さんにお手伝いをしてもらい、んががが～っと３本くらい
詰め込んでもらいます。

それから残っている御飯を何とか一人で挑戦しているんだけど・・・プチンと飛んで行っちゃうんだよね～これが。

お腹が一杯になって満足すると、テーブルの上の物を噛み噛みしたり、パソコンのキーボードの上でダンスをしたり・・・。

　４月２５日を最後にお姉さんから御飯を頂くのを卒業しました。
　留守番をしながら一人で食べることがやっと出来る様になって、わき目も振らず
黙々とついばんでいます。

　ちょっぴり寂しがって居るのは当のお姉ちゃん、でも、朝の忙しい時間に手間が省ける様になって、本当は嬉しいんです。

　ちーたんは日に日にヤンチャになり、家族にまとわりついてなかなか離れようとしません。
　大好きな場所が出来た様子で、困ったことにパソコンのキーボードで、誰かが使おうとすると先回りして待っています。
　それは良いとして、糞を遠慮無くするのでラップを被せてみたらご覧の通り。
　死んだ「ひなちゃん」の大嫌いだったキティーちゃんを、ちーたん避けに使って見ても何の効果も無く諦めるしかありません。　

ちーたんのお気に入りの場所の一つにパパの眼鏡の端が有ります。
そこで眉毛や睫毛をニャンニャンしながら眼鏡フレームの上を右から左、左から右へを繰り返して、
放って置けばいつまでも遊んでいて、パパはその間ずーっと動かないで我慢をしています。

でも、時々鋭い爪が瞼を引っかけたり、瞼を嘴でついばんだりして、痛さに我慢できなくなって追い払われています。

お行儀の悪さはピカイチで、大好きなトウモロコシを与えると一人で格闘を始めいつまでも突っついていますが・・・・、
御飯の支度が出来る頃になるといの一番に飛んできて当たり構わず突っつき始めます、お皿の端に止まるなんて一切関係なし、「こらーっ」って怒られています。

新しくプールを買ってもらって大喜びのちーたん。
早速広いプールに入って思いっきり水浴びです。

喚羽期に入って暫くになり、体中がツンツンしていてかゆそうで常にカキカキしています。
見窄らしい格好をお見せしたくないと本人は申しております。

　早いもので我が家の一員になって半年が過ぎました。

　人それぞれに個性がある様に、文鳥にも勿論個性が有ります。

　ちーたんも同様で先代、先々代と過去に飼った文鳥とは全く違う性格を持って生まれてきたのです。

　我が家に来て間もない頃、弱って死にかけた頃には手の中に一日中居て、静かに撫でられていましたが
その頃の面影は微塵も無く、活発に飛び回り大喜びで水浴びをし、肌の露出している部分やホクロなんかは
大好き～っと言わんばかりに突っつき、プッチンと噛みついたり、パソコンのキーボードの近くがお休み場所で
誰かが触ろうとすると追いかけて噛みに来たりヤンチャのし放題です。　

　ただ困った事は自分でご飯を食べに帰れない事で、籠のゲートは開けてあるので中に入ればいくらでも食べられるのが
入ろうとせず、籠の周りや上に乗って眺めるばかりです。

　しまいにはバタバタと家族の誰かにまとわりついてアチコチ噛みついて催促をしてきます。
　気が付いて餌入れを出してきてテーブルに置き、水入れを隣に置いてあげると大騒ぎをしながら食べに来ます。

　いつからこんな風になってしまったやら、兎に角甘えん坊で人の傍が大好きなくせに、一番みんながやりたく思っている
撫で撫でが大嫌いという、今までにない性格の子です。

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